#11　難読地名とバッティングセンター

前回の絶景神社ってテーマがあまりにも旅ブログっぽくてベタな感じがして乗り気じゃなかったけど、この難読地名は本当に訴えたい事のひとつなので楽しく書ける。

今から紹介するこれらの地で暮らす方々は、当たり前なんだろうけど、知らない人が見ると、読めないどころか住所にすら思えないただの文字の羅列に感じる。

バッセン旅は毎回そんな難読漢字に出会う。

バッセンの住所と名称は事前に調べるが、営業時間や地名の読み方まではいちいち別に調べない。

なので、頭の中で仮に黙読しておいて、一旦自分の中で適当な読み仮名をフってて間違えてたり、頭の中でも読まないまま一生読まないで地名の字面だけは記憶に残るというケースが多々ある。

いささかではあるが、その気持ち悪さを頭のどこかで抱えたままだったり、気にもならず忘れたままだったりとその時々で様々である。

自分の生活圏外には、知らなきゃ読めない難読地名と、知らなきゃ読もうとも思わない面倒くさい地名、知らねえし読めねえよってゆうDQN地名というかキラキラ地名というか「難読地名」がたくさん存在する。

調べてみると、読み方や漢字の当て方がキラキラな場合と、由来や名付け方がキラキラな場合があるようだ。

（千両・安茂里・虫生・日曽利・日暮里・放出・塩生・浮気町・鹿教湯温泉・主税町・宍粟市・湯梨浜町・中央市・四国中央市・西東京市など）

林修先生がなにかで「読めない固有名詞を付ける事は、特定して指示する（される）という固有名詞の主たる機能を不全にしかねない」と言っていたが、その通りだと思う。

地名も同じく、ある難読漢字を有した地域がもし観光スポットに名乗りをあげるとなったら、読めない故に伝達しにくい・口コミが広まらないといった意味で、すこぶる不利に働くはずだ。

しかし「読めないキラキラ地名」という事で逆に話題にあがりやすくなる、という事もあるのかもしれない。

ただやはり、よほどでなければ広く認知される観光地に、難読地名は適さないと思う。

地方分権なんてただのお題目みたいになってるけど、本当に日本が変わり始めて市町村再編とか合併が全国的にブームになったりしないと、一度決まった地名が変わるのは難しいのも事実だろう。

そうなったらいっそのこと地名とかめんどくさいのは辞めて、○○県3-2-4-7-5みたいに番号だけでいいんじゃない？　と思う今日この頃。

 

バッセン名：杜の都バッティングセンター
宮城県仙台市泉区七北田大沢中才36
読み：みやぎけんせんだいしいずみくななきたおおさわなかざい36
感想：番地は36だけなの？ほとんどが漢字で中国語みたい。

バッセン名：柴田バッティングセンター
住所：岩手県岩手郡岩手町子抱第６地割 ５７、
読み：いわてけんいわてぐんいわてまちこだきだいろくちわり ５７、
感想：住所とは思えない・・・この地で宅配配達員になれる気がしない。

バッセン名：流山バッティングセンター
住所：千葉県流山市鰭ケ崎2-3
読み：ちばけんながれやましひれがさき2-3
感想：ヒレって単純に読めませんでした、酒々井とか飯山満とか匝瑳とか国府台とか行々林とか千葉県の地名もDQNっぽい難読地名が多いよ。

バッセン名：前沢バッティングセンター
住所：岩手県奥州市前沢区古城丑沢北谷地40-1 前沢ファミリーランド
読み：いわてけんおうしゅうしまえさわくこじょううしざわきたやち
感想：長いっ、絶対この地名に年賀状とか手書きしたくないレベル。

バッセン名：アドバンススタジアム
住所：青森県上北郡六戸町犬落瀬（大字）柳沢（字）90-648
読み：あおもりけんかみきたぐんろくのへまちいぬおとせ（おおあざ）やなぎさわ（あざ）90-648
感想：イヌオトセ？読めなくはない、けど暗号みたい。おおあざも知らなきゃ読めないからね、まどろっこしいし。

バッセン名：ボールボカン
住所：三重県志摩市阿児町鵜方3465-1
読み：みえけんしましあごちょううがた3465-1
感想：あごちょう？へー読めない読めない。

バッセン名：高砂バッティングセンター
住所：北海道虻田郡倶知安町字高砂241-4
読み：ほっかいどうあぶたぐんくっちゃんちょうたかさご241-4
感想：アイヌ語かね？くっちゃんに漢字を当てなくてもね、覚えなきゃ絶対読めないからね。

バッセン名：平野バッティングセンター
住所：大阪府大阪市生野区巽南5-9-19
読み：おおさかふおおさかしいくのくたつみみなみ5-9-19
感想：間違えてソンナンって読んだらアホかって言われんのかな。ちなみに私はそもそも合ってないセンナンって読んでたし。

バッセン名：新富スポーツランド
住所：宮崎県児湯郡新富町三納代2185-3
読み：みやざきけんこゆぐんしんとみちょうみなしろ2185-3
感想：こゆぐん？ま、一回覚えれば読めるか、でもミナシロのところもミノシロって読めちゃうよね。

バッセン名：錦バッティングセンタースラッガー
住所：熊本県球磨郡錦町西807-2
読み：くまもとけんくまぐんにしきまちにし807-2
感想：クマグンとは読めない、キュウマグンって頭で読んだまま一生訂正しないパターンだな。

バッセン名：神埼バッティングセンター
住所：佐賀県神埼市神埼町本告牟田737-1
読み：さがけんかんざきしかんざきまちもとおりむた737-1
感想：モトオリ（本告）って、、、読めない読めない。

バッセン名：波佐見ドーム・バッティングスタジアム
住所：長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷441
読み：ながさきけんひがしそのぎぐんはさみちょうしゅくごう441
感想：ソノギグンって！？もう長崎県以降読みたくない、あてずっぽうでも当たる気がしない、ちなみにさいごもヤドゴーって黙読しちゃう始末。

バッセン名：甲子園バッティングセンター
住所：山口県宇部市大字妻崎開作西割872-2
読み：やまぐちけんうべしおおあざつまざきがいさくにしわり872-2
感想：旧番地で何百番地ってだけでちょっと引いてるのに、字、割、乙、丙、通、下ルとか出てくるともうお手上げ。

バッセン名：ＹＯＮＡＧＯバッティングスタジアム
住所：鳥取県米子市両三柳3913
読み：とっとりけんよなごしりょうみつやなぎ3913
感想：リョウミツヤナギだとはね、リョウサンリュウでもよくない？てか3913番地って何？あとの1～3912番地は本当にあるわけ？

バッセン名：三次バッティングセンター
住所：広島県三次市粟屋町2809-18
読み：ひろしまけんみよししあわやまち2809-18
感想：ミヨシかい！有名なようだけど知らない人からしたらミツギとかミツグじゃない？

バッセン名：メッツスタジアム 真岡スタジアム
住所：栃木県真岡市台町2859-2
読み：とちぎけんもおかしだいまち2859-2
感想：ここを忘れてた、モオカって普通じゃないでしょ？普通マオカでしょ。