#46 100円ローソンとバッティングセンター
- 2023.11.07
- 1.言わんとしてるところは分かる
- 100円ローソン, Batting Cages, LAWSON, アダ名, オハイオ州
前々々々回の記事で「価値観って人それぞれっスもんね~」が口癖だった、頭がスカスカなピーマンで激薄ペラペラのイカ煎餅野郎の話を書いた。
自分の言葉や考えが世間とズレてたら嫌だから、後出しで無難な事しか言わない、いわゆる借り物のセリフ、ワード、フレーズ、言葉しか吐かない人だ。
これに対するのは、自分の言葉、セリフ、ワード、フレーズで話し、伝えられる人だ。(人に伝わる造語を作れる人とも言えるかもしれない)
しかし「自分の言葉」を定義するのは難しい。身内ノリだけのフレーズとか、世代限定の若者言葉とかも、その人なりの言葉っぽく聞こえる事もある。
「自分の言葉」にはオリジナリティだけが求められる訳ではない。独特の言い回しや組み立てで広範の人に意味内容も伝えられる事も求められる。
だ・か・ら、大衆人は、出来るだけ借り物の言葉を多用する。身内や若者や職場など限定的であれ自分が属する共同体(世間)で通用し、みんなに伝わると保証されているセリフやフレーズを無難に選ぶ。
大衆人の典型例として、他人と同じことを苦痛に思うどころか快感に感じ、少数を排除する。という特徴がある。色んな場面でこの類の大衆的行動は見られる(もちろん私自身にも見られる)が、一つ「呼び名」を例にとってみたい。
同級生なら〇〇っくん、〇〇ちゃん、〇〇っち、等々のアダ名など、先輩や上司なら、〇〇さんか〇〇君なのか、皆んなが呼んでる愛称なのか、〇〇係長などの役職なのか、多数派の呼び名をいち早く察知し、空気を読んで合わせるのは、大衆的行動と言えるかもしれない。
『#11 難読地名とバッティングセンター』で、固有名詞は特定して指示する(される)のが主たる機能だと書いてはいるが、多数の人が居る場面で呼びかける状況以外では、要は2人きりでその対象の人を呼ぶ時は、なんでも良いはずだ。と思っている。
だが、大衆人は世間からはみ出すのが怖いので、多数派の呼び名を選ぶ。怖いとかじゃなくて普通に皆そうじゃないの?と思う人が多いと思うし、私も大体は多数派を選んでいる。
しかし、私は割と自分だけしか呼ばない呼び名を勝手に同意もなく命名したりする事が良くある。同じ人間のあだ名を3回変えた事もある。それを第三者の前でうっかり使ってしまい「え?誰?」みたいな変な空気になった事が多々ある。
前々々々回の記事に出てくる「鉄兄(テツニイ)」もそうだ。この人と初めましての時にどこの派遣会社なのかを聞いたら「いや、自分はそんな」と謙遜なのか照れなのか、なんだか意味不明なリアクションと無回答を貫いたので、何日かかけて追及したら「〇〇鉄工所」という派遣会社っぽくない名前だったので、照れだと判明し、その時から私は独りだけで「テツニイ」と無許可で勝手に呼びだした。(これは周りに浸透はしなかった)
ここから持論なのだが、上記の「え?誰?」という変な空気を作り出した事の無い人、今そういう場面を想像してみて耐え難いと思ってしまう人は大衆性が高いといえるんではなかろうか。
そして、そうゆう勝手なアダ名を付けるの人は高校中退経験有りがち、というのも持論だ。理由は定かでは無いが飽きっぽさと、世間体にそっぽ向けたとて、世間からハミ出したとて、さほど問題無い経験を知ってるからだろうか。呼ぶ相手との親密度とかにもよるかな。
(最近、久しぶりに地元の人達と会ったら、全員がマエタと呼んでたはずなのに独りでヘイちゃんと呼んでいるクボちゃんが居た。そして全員がよっちゃんと呼んでたはずなのに独りでヨシマと呼んでいるAキ姉が居た。お二人も私も高校中退経験がある。)
少し変わって、場所の呼び名でいうと、マック、マクド論争はもう平成初期くらいで飽きられている。コンビニのセブン、ローソン、ファミマももう市民権を得ているので、そう争われない。(関西はイレブンが多数派っぽい)
では、ミニストップはどうだろうか?私は「ミニス」だったのだが、現役時代に溜まり場がミニストップだった人が「ミニップ」派か、「ミップ」派が主流だと言っていた。
さらに、最近勉強になったのは、初対面ではないがほぼ初めて話す人が「ヒャクロー」と言うのだ。話の流れでそれが場所を示しているのは分かってたので、すぐに察知した。
しかし、ヒャクローはそんな市民権を得ているのか?私だったらこの状況では言えないな、と思ってしまった。「ヒャクロー」は「100円ローソン」の略らしい。
どうやら私はTPOに合わせて略さずに「ミニストップ」「100円ローソン」と言う人間のようだ。「え?誰?」は良いが「え?どこ?」の変な空気は嫌らしい。
(ま、相手との親密度とかにもよるよね)
TPOに合わせるという事はもう、空気を読んで世間からはみ出さずにいたいという心理の表れではなかろうか。
勉強になったのは、「100円ローソン」の略し方ではなく、自分の世間に迎合する心理、大衆性も色々あって、どこに隠れているか分からないもんだ、と気付きを得た事である。
これも持論で、多分なのだが、愉快でユーモラスな人生を送るためには、前述したような変な空気は作り続けなければならないんだと思っている。
私は飽きっぽいし、無難が嫌いなので、なるべく異端な事をし続けて生きてきて、それに見合った評価の「変な人」たまに優しい人には「面白い人」と評価させてきた自負があった。
けど、もう、年齢なのかもしれない、無難も悪くない。とも思っている。
かの昔、クラスの8〜9割方を占めていた有象無象、可もなく不可もなく、目立たぬ、イジられる的にならぬよう、批判もされぬよう無難で、印象も薄く積極性もない、イジメなど絶対に傍観する、自分で絶対に変な空気など作らない、作るのはもっともらしい同調圧力で、もう名前も顔も思い出せないような大多数の人達、てか内面も外見もほぼ金太郎アメの、ツマラナイ人達みたいに思われても別に良いかな、と思ってきてしまっている。
あと、もう、駄文すら書けないのかもしれない。
話が横道に逸れているのは分かっていたが、修正したり戻したりリセットしたりせずに、そのまま惰性でヘナヘナと「100円ローソン」に着地した。
流れに抗えないほど蒸し暑くて、覇気がない。(この記事を書いたのは40度の高熱を出す前の8月半ば)
でもヒャクローは24時間やってて便利で、涼しい。
読み直したら悪くないけどね、でもさ、自分でブログタイトルの副題に『大衆批判』って入れてるんだから、無難にまとまらず、日和らずに頑張って欲しい。
頑張れ、大丈夫だ。お前は変なヤツだ。
良く言うと、奇才と紙一重の異端児だ。
悪く言うと、協調性の無い変なヤツだ。
(団体行動ってダルいよね)
このブログは、全世界の変なヤツを応援しています。
(但し、他人に迷惑をかけない人に限る)
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LAWSONはアメリカ発で、オハイオ州でローソンさんという人が始めたらしい。知らんけど。
ならば、オハイオ州のシンシナティの
『Westside Batting Cages』
HP:https://kofcsports.com/ (バッセンの記載は無い)
紹介サイト:https://www.yelp.com/biz/westside-batting-cages-no-title
場所:3144 Blue Rock Rd Cincinnati, OH 45239(行くならこれをグーグルマップで検索)
日本1号店は、大阪府豊中市桜塚らしい。知らんけど。
ならば大阪府豊中市の
『千里ニュータウンバッティングセンター』
HP:http://www.newtownbatting.com/
でも豊中市桜塚からは、吹田市の江坂ベースボールセンターかバッティングセンター緑地の方が近い。
誰もローソンの第1号店の聖地巡礼なんてしないと思うけど。
50年後くらいにコンビニが全滅危惧みたいな世界になったらあり得るかな。
ま、その時にはこの記事ってかこのブログも無いけどね。知らんけど。
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